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日記・仕事・回想・コラム・レビュー・レポート・小説&詩篇集/金沢のもくれん院長の気儘ブログ 【HALE OLA HOKULANI E KOMO MAI】
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はちみつ祭り

家内がお客様を施術している間に軽いお昼をいただこうと外に出ました。ランチを済ませた後、たまたま通りかかった大桑では「はちみつ祭り」が開催されていました。道路もいつになく混雑しています。



みつばちの詩工房大桑店さんがイベントを開催しているのです。ちょこっと覗いてみると、蜂の巣からはちみつを絞る体験が出来るテントやみつろうで蠟燭を作るブースが設けられたテントもあって、あちらこちらで、大勢の子供たち、ママさん、パパさんが楽しそうに遊んでいます。美味しそうな香りも漂ってきました。お菓子やデザートも売られているようです。

店内に続く玄関先にミツバチ観察箱が設置されていました。可愛い女の子が箱のなかを覗いています。女王蜂を探しているのかな。。



ミツバチは世界的に減少傾向にあると言われます。農薬使用などに代表される農業形態の変化や地球温暖化など、その原因は様々あると考えられます。ミツバチの減少は、大げさかもしれませんが、人類存続が危ぶまれる事態になりつつあるとの私たちへの警告かもしれません。

実は、農作物の4割近くがミツバチの受粉によって実を付けています。世界の食料の9割、100種類の作物のおおよそ70種類がそのミツバチの受粉の恩恵に授かっているのです。つまり、ミツバチがいなければ作物が育たない。食料が少なくなれば貧しき者から餓死してしまう。自明の理ですね。受粉を促す風などの自然現象に期待できないビニールハウス栽培ではミツバチが使われることがあるほど。働き者ミツバチは自然界で大きな役割を担っているのです。

その彼等に今、異変が起きてるという事実もあります。いわゆるCCD(colony collapse disorder) です。蜂群崩壊症候群と訳されていますが、飼育されているミツバチが突如、大量に姿を消すという現象で、米国で初めて確認されて以来、世界各地で勃発し始めました。どこを探してもミツバチの死骸すら発見されないというのですから、かなり不可解な現象と言えます。原因はいまだ解明されていないのですが、もしかすると、こちらも先程の話と同様、生産性や合理性のみを追求した人類がもたらした自然破壊に一因があり、それがミツバチの遺伝子に何がしかの悪影響を与えているのかもしれません。



さて、ミツバチ談義はこれくらいにして、早々、家に戻らねばなりません。我が家の女王蜂が待っているものですから。。美容にいい蜂蜜、買って帰ろかな。働き蜂はいついかなる時にも女王に尽くすものなのです!!

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