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日記・仕事・回想・コラム・レビュー・レポート・小説&詩篇集/金沢のもくれん院長の気儘ブログ
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ハ酔ウタメノモノデス。他に功徳ハアリマセヌ。

太宰治「右大臣実朝」より 

終戦後の数年間は悪が横行した時代だったという。戦後生まれのこの俺でも「バクダン」などという物騒で怪しげなの名を知っている。敗戦に打ちのめされていたなか、酔うためだけに生まれたでもそれが必要とされた時代だったのだろう。

そう思うと、今の時代はの博覧会を毎日やってるようなものだ。今日日、太宰のようなことを口にする奴は皆無になったが、好きが増えたかというと違うような気がする。



夜の仕事を終えると ゆずは眠たそうにしながらも あおゆずと待っててくれた。




よき酒とよきご縁

次女の彼氏が飛騨の地を持って来てくれました。高山に旅行した際に試飲を重ねてフラフラになりながらも選んでくれた古です。



インターナショナルワインチャレンジ2012 SAKE部門 古の部 金メダル 岐阜トロフィー受賞、2011 最高位 トロフィー受賞、とラベル書きされていました。味わいはやや甘く、ワインのような舌触りが特徴。紹興にも似て、和洋中いずれのお料理にも合うと思います。その彼氏のご両親からはサントリーの響 12年 をいただきました。



広島のおも開封しました。大学時代の友人が蔵を経営しており、彼からいただいたものを次女の彼氏に飲ませようと冷やしておいたのです。よく見ると、色や受賞部門の違いはあるにせよ、IWC とロゴ入りされた同じデザインのラベルが貼ってあるではないですか。よき酒とよきご縁に乾杯です。


久しぶりにウイスキー開ける。グラスはW杯

6時半にご予約を戴いていたお客様が急遽キャンセルになった。仕事一筋の私であるが、お客様の都合だから仕方がない。それならばと、今晩こそゆっくりしようと心に決める。

ワールドカップ初戦のカメルーン戦も間もなく始まる。ちびちびやりながら楽しもうということで、棚から早々とウイスキーのボトルを取り出した。

ハワイの友人の親父さんから10年近く前に戴いたスコッチで「ロングジョンの12年」。ロングジョンはそれほど高くはないけど、12年ものは殆ど見かけることはない。後生大事に仕舞ってあった代物だ。ベン・ネヴィス蒸留所を造ったジョン・マクドナルド氏が190センチ以上の背の高い男であったので、そこからロングジョンと名づけられたと言う。

開封して少量口に含んで舌で転がすと、まさにラフロイグに似た味わいだ。スモキーではあるが後を引きずることはない。かち割り氷で飲みたいところだが、飲もうと決したのも思いつきだから当然その用意はない。仕方なしに冷蔵庫の製氷機の氷を取り出した。

ウイスキーが嫌いという人はまずは色々飲んでみることだ。自分の好みが解ってくると「案外美味しいね」なんてこともある。普段飲むのはジャックダニエル。個人的にはジョニ黒が好きだ。同様に貰いものであったが、前回 開けたブルーラベル(JW)は最高だった。

いいウイスキーには本が似合う。
グラスに浮かぶ氷の頭を突付くようにステアし、その濡れた指先でページをめくりながら読み進めていく。

小説ならば村上春樹がいい。
静かな書斎でリクライニングに深々と腰掛けて・・といきたいところだが、騒々しい茶の間でもよしとする。


そう、茶の間は宇宙なのだ。それは、ある意味メタファーと言っていい。ロングジョン12年の角瓶があれば、テレビに映し出される日本対カメルーン戦であっても、応援している自分がいるのは、紛れもなくブルームフォンテーンなのである。意味不明。酔ってきたところでキックオフ!

「さあ。がんばれ!サムライジャパン」
さてと、これで父の日には琥珀色の素敵なプレゼントが届くだろう・・・いや・・もしかしてスルーパス?これではまるでドーハの悲劇ではないか。

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(2010/11/05)
村上 春樹

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