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日記・仕事・回想・コラム・レビュー・レポート・小説&詩篇集/金沢のもくれん院長の気儘ブログ
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暴排条例施行で思う。

 ジャンルにとらわれないのがこのブログ。暫しのお付き合いを。


暴力団排除条例施行。人気タレントの突然の引退劇やNHKの紅白出場メンバー発表の際のあの異例の会見等々これにまつわる話題が昨今よく取り沙汰されている。では、この条例、いったいどんなものなのか。
簡単に言うと、事と次第によっては我々一般人にも罰が科されるという条例らしい。


「お客様。。。もしかすると貴方様はその筋の方でございますか?もしそうなら、お受けすることはは出来かねますが・・・」
こんな言葉でお客様をお断りしなければならない日がくるのかも。。なんてぼんやり考えてみた。


「自分は・・・だ」なんて名乗って予約する人は当然いないから、お店側にしてみれば・・・かどうかなんて知る由もないし、また確信的にそう思ってもまさかお客様にそんな事聞ける筈もない。こんなケースは儘考えられる話だ。つまるところ、個人の裁断でオーケーかアウトかあるいはそのボーダーを判別しなければならない。そんな意味ではどうにも曖昧な部分が多い条例だ。まあ、常識的に判断してくださいということなのだろう。


嘗ての仕事では職務上その筋の方を相手しなければならないことが時折あった。普通のサラリーマンより多少慣れているとはいえ出来ればその方達にはお近づきになりたくはない、そう思うのは自分とて同じだったが、立場的にもまさか放っておくこともできない。そんな現実もあった。


電話での商取引が主だったから、契約後初めてその筋の方だと知ることが殆どである。経験値からその方達は大きなお金を落としてくれることが分っていたので、それと知りながら取引したこともある。事後、警察に報告し、こっぴどく叱られたこともある。売上に責任があればあるほどそんな誘惑に駆られることもある。暴排条例施行後の今なら、間違いなく規範に抵触しお咎めを受けるであろう。


こんな事もあった。クレームが上がり、責任者として事の収拾に出向いた時のことだ。怒りが収まらず私の頭に包丁を突きつけている小指のない男に「かたぎにそこまでする必要があるか」と諌めた組幹部らしき人がその兄弟と呼んでいた男と一触即発になってしまった。


あの時、いつまで経っても埒があかず ついには親分を呼んで決着を付けるということになり、その場で親分のいる雀荘へと車を向かわせたことがある。最終的にはその親分が全ての収拾を図ってくれたのだが、そういうのは違反に該当するのだろうか。勿論あれ以来会ったことはない。ただあの時、世話になったのは確かである。目を盗んでこっそり警察に電話するのが正解だったのかもしれないが・・・


その親分も数年前若くして亡くなった。
どこでどのようにして亡くなったかは言えない。本人が特定されてしまうのだ。