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日記・仕事・回想・コラム・レビュー・レポート・小説&詩篇集/金沢のもくれん院長の気儘ブログ
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安宅とは大きな船

「安宅って名は珍しいけど、ご先祖さまは何をなさってたの?」
長女が挑んだある会社の最終面接で面接官から聞かれた質問です。

長女は少し考えてこう答えました。
海賊です!」  
口ごもっててはいけないという娘の咄嗟の判断だったのでしょうが、真面目に答える娘の姿に居並ぶ面接官がどっと沸いたといいます。

確か、先祖の出自については海賊だったと先日亡くなった父から聞かされたことがあり、またその職名?を何の尾ひれもつけずに娘に話したことがあったので、それが娘の記憶に残っていて、つい口をついて出たのだと思います。

父から詳しくは聞いていませんが、戦国時代の近畿、淡路のあたりで活躍した安宅冬康率いる水軍が出自にあたるのかも知れません。しかし、それって、あまりに昔の話であって、「私たち面接官はそんなことを聞いているのではないよ」 という笑いだったような気もします。そんなこんなで、少しばかり調べてみると、「安宅」とは当時、大きな船を意味する言葉だったようです。

それが幸いしたのかわかりませんが、内定をいただいたことを付け加えておきます。娘の名誉のために。


嬉しさと寂しさの交錯する季節

金沢大学、北陸大学の近くでサロンを営んでおりますと、毎年数名の卒業生を見送ることになります。

この時期は、卒業と同時に金沢を離れてしまう学生さんも多く、私たちにとっては、ご愛顧いただいていた学生さんとのお別れの季節でもあります。就活から内定をとりつけるまで、本人と一緒になって心配したり喜んだりもしました。最後には、卒業の日を祝い、社会人として巣立っていく日を迎えます。

私たちには、勉強や就活の疲れを癒してさしあげる以外に出来ることはありません。ただ、ご愛顧いただいた学生さんたち其々が其々のペースで元気で明るく頑張ってほしいと祈ることは忘れません。

3月の終わりには、1500倍の超難関を突破し、一流企業に就職を決めた方から予約の申込みがございました。先約があり、成立には至らなかったのですが、最後にもう一度、家内の施術を受けて東京へと旅立ちたいと言ってくださったのです。内定をとりつけるまでの努力、頑張りをみている家内にとってはこのうえなく嬉しい言葉だったはずです。

先日には、東京での最終面接を明日に控えた学生さんがロミロミ施術を受けに来てくださいました。施術後、私たちは祈るような気持ちで彼女を送りだしたのですが、その二日後、電話があり、内定いただいたとの報告を受けました。

財閥系の企業との事でしたから競争も相当激しかったことでしょう。ただ、こんな私たちにもお電話くださるような心遣いができる方ですからこの結果は当然だったように思います。他にも大手化粧品メーカーに決まった方もおられました。

新しい旅立ちを祝う嬉しさと別れという一抹の寂しさが交錯する季節が春なのです。

遅れてきた母の日

長女の永く険しい就職活動もようやく終わりを告げた。

本丸と位置づけていた企業からの内定を取りつけたのだ。祖父母達も私達以上に喜んでくれた。長女からの電話でその日の面接やOG訪問の様子を聞かされていた家内は、娘を取り巻く周囲の状況からもその厳しさを相当感じ取っていたようで、娘から内定取付の報告を受けるやいなや喜びと安堵の入り交じった面持ちで私に握手を求めてきた。

これまで「今日の面接はこうだった」「エントリーシートにはこう書いた」などと娘の報告を毎晩のように聞いていた妻は、彼女なりに時に元気づけ、励まし、そしてまたある時には慰めたりしながら今日この日へと漕ぎつけたわけである。

私はと言えば、二人の長電話の最中にちゃちゃを入れるくらいしか能がなかったわけで、父親としてはそれなりに心配はしてはいたものの、どんな結果が出ようとも前向きに考えればいいじゃない、とそう考えていただけなのだ。比較するのもなんだが、そんな意味では私より家内のほうが数倍感慨深いものがあったことは容易に推察できる。

考えるにある意味、この幸運はもしやこの二人で勝ち取ったのかもしれないとも思えるのだ。総じて母娘というものは、こうした節目節目 事あるごとに、父親という存在の割り込む隙のない関係を女同士築いてゆくものなのだろう。

いずれにしても妻にとっては、何より嬉しい「レイト・マザーズ・デイ」となった。

母から娘に当てたある手紙が今フェイスブック上でシェアを拡大させている。敢えてフェイスブックでなくブログで紹介する。
  


「母から娘への手紙」

私のかわいい娘へ。 私が老いていることに気付いたときには、落ち着いて受けとめてね。
何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。

話をしているときに私が同じ話を何回も繰り返したら、「さっき同じこと言ったじゃない」なんて言って遮らずに、ただ耳を傾けていて。 幼いあなたが眠りに落ちるまで、私は幾夜も幾夜も同じ物語を読み聞かせたわ。

私がお風呂に入りたくないと駄々をこねても、怒って私を責めないで。
あなたが小さな女の子だったころ、言い訳をして逃げ回るあなたを追いかけてお風呂に入らせなければならなかったことを思い出して。

新しいものに対して私が無知であることに気付いたときは、そんな目で見ないで、ゆっくり時間をかけて覚えさせて。
覚えてるかしら、私があなたにたくさんのことを教えてあげたこと。
正しい食べ方、お洋服の着方、髪のとかし方、そして毎日ぶつかる人生の壁との向き合い方まで、ね。

私が老いていることに気付いたときには、落ち着いて受けとめてね。
何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。

私が何を話していたか分からなくなってしまったときは、思い出す時間をちょうだい。
そして、もし思い出せなくても、心配したり、いらいらしたり、馬鹿にしたりしないで。
私にとって何よりも大切なことはあなたと一緒にいることだということを分かってね。

私が年老いて、以前のように歩けなくなったときは、やさしく手をとって。
あなたが初めて歩いたときに、私がそうしたように。

そんな日がきても、決してさみしいだなんて思わないでね。
私が最期の日を愛情に包まれながら迎えられるように、ただそばにいて。

ともに過ごした時間、ともに過ごすことができた幸せを、あなたに感謝しています。

満面の笑みと、いつ何時も絶やすことのないあなたへの愛とともに伝えさせて。
愛する、私の大切な娘へ。

            *心温まる希望に溢れたニュースをまとめた「自分ニュース」より抜粋 




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