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日記・仕事・回想・コラム・レビュー・レポート・小説&詩篇集/金沢のもくれん院長の気儘ブログ 【HALE OLA HOKULANI E KOMO MAI】
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ブログを始めたきっかけ

 ふと目を覚ますと。私はバスのなかにいた。周囲に知っている人はいない。外国人だらけだ。飛び交う英語。まさに、「ここはどこ、私は誰?」といった状態だ。次の瞬間、まぶたがすごく重いことに気付いた。目がしっかりと開かない。そして思い出す。ここはカナダの田舎町、私は留学しに来たんだ、と。そして、目が腫れているのは、家族と離れる時に泣いたからだ。それを思い出して、また涙が溢れた。これからどんな困難が待っているかと思うと、今すぐ引き返して日本に帰りたくなった。

 そんな勇気があるはずもなく、私の留学生活は始まってしまった。当初は英語を聞いても音楽のように聞こえる程だった。そのせいで、質問をしても「あなたにはわからないだろうから」と言われ悔しい思いをした。また、差別されることもあった。不安ばかりが募り、涙が止まらないせいで眠れぬ日々を過ごした。

 辛い毎日の中で、「このままではいけない。せっかくの機会を無駄にするのか。こんなことで負けてはいけない」という気持ちが湧いてきた。家族が、周りの人々が私にくれたチャンスなのだ、と本来の負けず嫌いな私に戻っていた。

 日本ではただ席に座っているだけで、自分の存在が認められる感覚があった。しかしカナダではそうはいかない。自分を周囲にアピールしなければならないのだ。つまり、自分とは何かを表現しながら自分の居場所を探し出さなければならないのだ。日本でのほほんと生活をしていた私には、その必要に迫られることはなかったため、自分をアピールすることはとても困難なことのように見えた。しかし、自分を敢えて自分をマイノリティーの立場に置くことではっきりと形づくられたアイデンティティーは確固たるものとなっていた。
 
 私は「自立」という言葉には「居場所探し」のニュアンスが含まれている様に感じる。単に自分の力で身をたてるだけでなく、本当の自分と対峙し、理解していくなかで、自分の社会的な社会的な位置を探しだすという意味だ。
 
 カナダから帰る飛行機の窓から広い大地を見て思った。私はこれから大人になる過程で様々な枠から自立していくだろう。そしてその都度、枠の中で自分の居場所を確立していくのかもしれない。長い旅が終わりを告げようとする中、私の心の中で、新しい旅がスタートをきった。本当の旅はこれからだ。

 <抜粋:サンデー毎日 2008/10/26 号 >


私がブログを始めるきっかけになった小論文です。この小論文を読んで、私も自身の思いや考えを言葉にし文章で表現したいと思うようになったのです。 09/07/23 の記事においてこの小論文をいずれ掲載すると言いながら今日まで引き延ばしにしていました。

     カフェマグノリアへようこそ! 言葉や書き物もまさに癒しのツールです!





言葉や書き物もまさに癒しのツールです!

何気に立ち寄った本屋さんで タイトルに魅せられ ふと手に取った単行本に心のわだかまりがストンと落ちて生きる喜びをあらためて思い出す。そんなことってありませんか?

「言葉や文章」は自分の思いや考えを人に伝える大事な手段。時にそれは凶器ともなるツールだ。だからこそ大事に、そして適切に使いたい。娘は時折、自筆の手紙を手渡してくれる。育ててくれて有難うといった主旨のものだが、文字の形や大きさに娘の人となりが表れているようで、メールにはないほのぼのとした気持ちになる。まさに癒しのツールだ。

ちなみに、言葉という癒しのツールを勉強したいと考えている高校生諸君!毎日新聞社主催の高校生小論文コンテストに応募して文才に磨きをかけてみてはどうだろう?第8回の最優秀作品などは悪くないと思うよ。満場一致の最優秀だから。娘が許せばいずれこのブログで紹介しようと思ってま~す。

そうなのよ、それが言いたかったのです。わが娘が日本一になったのだ。彼女、TOEICも900近くとっているのだが、小論文の全国模試では2度ほど片手に入っていたこともある。単なる親ばか、そう嘲笑されようがかまわない。それは自他ともに認めている。

嬉しすぎてこの俺まで物書き始めちゃいましたー。ブログに小説カテゴリなんか設けたりしてね。