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日記・仕事・回想・コラム・レビュー・レポート・小説&詩篇集/金沢のもくれん院長の気儘ブログ
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大学全入時代に思う。

ジャンルにとらわれないのがこのブログ。暫しのお付き合いを。。

秋も深まり、世の受験生は大中小問わず、追い込みのシーズンに入ってきた。すでに入学式を待つだけの身になられている学生さんも多いのではないかと思う。そんななか、受験を控えていっこうに本気にならない子供にやきもきしているのは 親ばかりなり。


大学への進学率が9割を超えた今、親である私たちが認識しておかなければならないこと、それは昔と違うということである。最近、特に大卒の親はこの認識にズレがあるようだ。我々の頃はこうだったなどと、子が○○大学を志望しているなんてうっかり口に出そうものなら、必ずこう言うのである。「そんな大学、寝てても入れる!」と。
 
決して大学は寝てては入れません。大学あるいは大学の入試について少なからず勉強している親は絶対にこんな否定的なことは言わない。「ほう、すごいじゃないか。頑張れよ!」 こう言うのが分かっている親。少子化や供給過多とは問題の本質が違う。
 
今、大学が求めているのは、詰め込まれた知識や数式のボリュームが大きいだけの学生ばかりではない。むしろ、学生に求められるのは、その知識をこれからどう活かすかどのように役立てていけるかなど、個人個人がそれぞれ備えた本来の適応能力や生きていく上での社会性であったりもする。多くの大学で実施されているAO入試は、ある意味その最も大事な部分の優劣を評価する制度なわけだ。

大きな集会場で100人、いや1000人の人の前で、あなたは集まった人達を笑わせることが出来ますか?笑わせることが出来なくても、堂々として話すことが出来ますか?芸人でなくとも こんな能力は間違いなく尊敬に値する。怯もうが、堂々としていようが、先ずもって舞台に立ってなければ笑わす機会さえないのと同じだ。ここで言うところの舞台とは社会だ。社会性があるか否かという切り口の違う偏差値、これもまた優劣を決めるに値するほど重要なのだ。確かに、本当の偏差値が どんなに優れてても それを発揮する場の環境に適合できなければ 能力は発揮できないだろうし、だとすれば意味がないだろう。
 
あなたの可愛い子は勉強が大好きですか?嫌いならどんなことに関心を持っていますか?まさにこれについて親は知らなければならない。そして分かっているなら、それをおもいっきりやらせればいい、それだけのこと。 いたるところにスタートラインはあり、どこに立つかは子供が決める。このことこそ合格の一番の近道なのだ。 医学からスポーツまで学べないものはないと言ってもいい。それが今日の大学なのだ。