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日記・仕事・回想・コラム・レビュー・レポート・小説&詩篇集/金沢のもくれん院長の気儘ブログ
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SAD BLOG


悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)
(2004/12/10)
マイケル・ローゼン

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海外の研究者によると、「ストレスランキング」では、配偶者の死のストレス度を100とすると相対的に家族の死は63なのだそうです。

ひとは愛情と依存の対象を喪失したとき、抑うつ感情を経験します。これを「対象喪失」といいます。喪失体験は不安な否認の感情へ行ったり来たりし、悲しみから立ち直ろうとします。これが「悲哀の仕事」と呼ばれるものです。

永遠とも思えるほどの大きな悲しみに出会う時、愛のある人ほど哀しい気持ちに蓋をしてしまうようです。立ち直ろうと笑顔でいる必要などないし、悲しいときは思い切って泣けばいいと思う。悲しみにどっぷりと浸かってもいい。そう言ってあげたくなります。

最愛の息子を亡くした主人公は様々なやり方でその途方もない悲しみをやり過ごそうと試みます。しかし、その悲しみは消えるどころか膨れ上がるばかり。奮闘する主人公。。 絶望の中にあった男を悲しみのから解き放ったものは何だったのでしょうか。 

それは幸せの中にあった頃の記憶。

別れの多い年になりました。しばらくは切ない日々が続くだろうけど、いずれ思い出が全てを癒してくれるでしょう。