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カレー番長、墨田の住人になる



向島で人気のパン屋さん。生地が美味しい。パン屋さんを比較する時、オレが目安のひとつにしているのはサンドイッチが普通に旨いこと。サンドイッチが美味しくないところは総じてダメだ。



「石窯パン工房 KAMEYA」さんのパンはいずれも美味しい!カレー番長も一味違った。

下町の街歩きはいいものだ。一度だけ、この辺りのお茶屋さんで芸妓さんを頼んで客を接待したことがある。30代後半か40代前半の頃だった。名も場所も覚えてはいないが、立派な店だった。



夜、銭湯に行くと、番台のいかつい体躯のこわもてお兄さんが身体に似合わないとても優しい標準語で、女湯から出てきたオバチャンと旅行について語っていた。町内会か老人会のバス旅行の話のようだ。オバチャンの威勢のいい東京弁がなんとも男前。

銭湯の帰りはソラマチ階下のスーパーのなかを通る。ダブダブのジャージにピチピチのパーカーといういでたちだ。多少、恥ずかしかったが、江戸っ子になった気分に浸れるからそれもお構いなし。ひんやりとした夜風に、ふと 中野坂上の風呂なしアパートから彼女と通った銭湯に洗い髪をタオルに包んだ彼女の湯上り姿が蘇る。20代半ばだからオレも若かった。彼女も今では誰かと結婚して大きな子供もいるだろう。もしかするとオレみたいに孫までいるかもしれない。当時の会社にずっと勤めていたら、このオレは今頃、どんな人生を歩んでいたのだろう -- 

東京の夜風はまだまだ刺すほどに冷たく、加齢番長の身体はみるみる冷えていった。